四十肩・五十肩専用の整体をすると
腕がスッと挙がるようになります。
四十肩・五十肩の正式名称は肩関節周囲炎といって、肩の関節周りの強い炎症のことを言います。
そのため、四十肩・五十肩の治療は肩こりなどの一般的な治療ではなく、
・炎症を抑える整体
・動きをよくする運動
・肩に負担の掛からない姿勢整体
といった四十肩・五十肩専用の治療をする必要があります。
四十肩・五十肩って何？
四十肩・五十肩は、
✅ 激しい痛みが出ている急性期
✅ 腕が上がらない慢性期
という2つの種類があります。
急性期の特徴
・発症して2週間以内
・何もしなくてもズキズキする
・夜中に痛くて目が覚める
急性期は強い炎症が起きて発症する痛みなので、炎症を抑えることができれば痛みがすぐに和らぎます。症状が出てから３日以内だと、2～3回の治療で完治することが多いです。
慢性期の特徴
・発症して2週間以上
・何もしなかったら痛くない
・腕を挙げることができない
・天気が悪いと痛む
慢性期は肩の動きに関係する関節、筋肉、腱、靱帯が硬くなって発症する痛みなので、硬くなっている部分を柔らかくすることができれば痛みが和らぎます。症状が出てから時間が経つほど治りづらいため、1ヶ月～6ヶ月ぐらいの治療で完治することが多いです。
それぞれ経過する期間で症状や治療の仕方も異なりますので、患者さんの症状に合わせた治療をさせていただいています。
四十肩・五十肩整体
問診
思い当たる原因がないか、１日の中で痛みの強さに変化があるかなど、今の肩の状態を知るためにお話を聞きます。
視診
腕がどのくらい挙がるのか角度を確認します。※急性期で痛みが強い場合は行いません
触診
腱が収縮断裂していないか、肩関節に水や血が溜まっていないか、石灰が沈着していないかを調べます。
急性期の治療
肩関節のまわりの炎症を抑える整体を行い、熱感、腫れ、浮きが、痛みの出ていない反対側の関節と同じぐらいになるように施術します。
慢性期の治療
肩の動きに関係する関節、筋肉、腱、靱帯を柔らかくし、体の歪みを治して肩に負担が掛からないように施術します。
急性期は炎症を抑える整体だけで治りますが、慢性期は治療をする度に痛みのある場所が変わることが多いので、細かく症状を確認をしながら整体をしていきます。
自分でできる自宅治療（慢性期）
慢性期の四十肩・五十肩におすすめ！動かしたときの痛みが改善する体操です。
1.壁の横に立つ
2.指をはわせるように壁に近づき腕を挙げていく
3.少し痛みを感じるところで止める
4.挙げたまま10秒数えてゆっくり戻す
5.朝、昼、夕、お風呂上がりにする
腕を動かすとまだ痛いので体操を嫌がる人が多いですが、体操をすることで必ず腕が挙がるようになるので、ぜひ試してみて下さいね！
